どんな山?見どころは?
南山は神奈川県相模原市にある標高544mの山です。
登山難易度は低く、観光地である宮ヶ瀬湖の付近にある山なので、下山後も観光気分で昼食や散策を楽しめます。
南山山頂はもちろん途中の権現平からも宮ヶ瀬湖が展望でき、間近には丹沢の山々、天気がいいと横浜や房総半島まで見渡せるようです(今回はそこまでは見えませんでした…。)
一方で、暖かい時期にはヒルが出る山域であること、今回の登山で猿と遭遇したことなど、注意すべきこともあります。
駐車した鳥居原園地は宮ヶ瀬湖の眺めが良く、フードコートやキッチンカーなども出ていますので、下山後に体を休めるのに適しています。キッチンカーのプルコギバーガーをいただきましたが、プルコギに白髪ネギとごま油の香りがマッチしていて、とても美味しかったです。
また、登山した3月は福寿草の開花時期(通常2月〜4月)であり、付近に群生地があったのでそちらも楽しむことができました。
結論、時期を正しく選べれば(ヒルが出る時期を避ければ)、登山初心者やご家族連れの方にもお勧めできる登りやすい山です!
事項より詳細説明します。
コースマップ
登山コースの説明

今回は車でのアクセスで、鳥居原ふれあいの館の駐車場(無料)に停めさせて頂きました。8:30まで駐車場は開かないので到着時間には注意してください。
登山ルートは前項のとおりアップダウンが少なく、登山道も整備されているため非常に登りやすいです。
難易度(2/10)
- AppleWatchで測った総消費カロリーをベースに判断します。
- 消費カロリーは681kcalで、個人的に限界が近かった丹沢山登山時消費カロリー(3000kcal)の22%程度です。
- ところどころ斜面が急と感じる箇所はありますが、全般に穏やかでアップダウンも多くないので難易度としては2/10が妥当と判断しました。

安全度(7/10)
- 登山道はよく整備されています。補助の階段が流されている箇所もありましたが、大きな影響はなく、墜落の恐れもないためかなり安全な部類かと思います。
- ただし暖かくなるとすぐにヒルが出てくると地元の登山者さんから警告があったこと、今回の登山で猿と遭遇したことから、安全度は7/10としました。
- コースの整備具合だけで言えば安全度は9にはなると思います。

絶景度(6/10)
- 南山山頂や権現平での眺めは素晴らしく、少し高い位置から宮ヶ瀬湖を堪能することができます。間近に丹澤の山々を堪能できるのもとても良い点かと思います。
- 北側(宮ヶ瀬湖と反対側)の展望は少ないです。
- 景色は良いですが、360度の展望とまではいかず、低山であるため、登山道も概ね林の中で展望は少ないため、6/10としています。

観光度(7/10)
- 繰り返しになりますが、観光地である宮ヶ瀬湖がすぐ近くにあります。
- 今回駐車した鳥居原園地は宮ヶ瀬湖に面しており、湖の景色がとても美しかったです。また、フートコートやキッチンカーがあり、食事も楽しめます。
- 近くには福寿草の群生地もあるので、南山までの登山では物足りなかった時などは、下山後に回ってみるのもいいかもしれません。(3枚目の写真は下山途中にすれ違った登山者さんに提供いただいた福寿草の散歩マップです)
- 下山してからもすることがたくさんあり楽しめたのですが、「The 観光地」というほど施設が充実しているとは言い切れないので7/10としました。



アクセス難度(2/10)
- 鳥居原ふれあいの館には圏央道相模原ICから20分程度で到着します。
- 左のGoogleマップ航空写真を見て分かる通り、駐車場も十分広く登山に適しているであろう早朝は混雑もそこまでではありません。(今回下山後の11時ごろはかなり混雑していましたが….。)
- 駐車場は8:30まで利用できないのでご注意ください。
- インターチェンジから遠くなく、道中の道路も十分な広さがある、広い駐車場に無料で停められる、これらのことを考慮して2/10としました。

混雑度(2/10)
- 今回使ったルート以外にも山頂に向かうルートがいくつかあるせいか、登山中にお会いした登山者さんは6組程度で、かなり静かな登山が楽しめました。
- 右は山頂にあるベンチの写真ですが、誰も座っておらず山頂では人とはお会いしませんでした。
- 登った時間が比較的早いせいもあるかと思いますが、それでもかなり人は少ない方と感じたので2/10としました。

詳細なコースタイム等(ヤマレコのリンク)
詳細なコースタイムや写真はヤマレコで公開しています。実際に今回ご紹介しているコースで登ってみたいという方はヤマレコからマップを保存して使用されると便利かと思います。
おまけ(登山中に聞きたい音楽のご紹介)
個人的に登山に合うと感じるゲーム音楽を紹介します。
- 曲名:Breezy
- ゲーム:Final Fantasy Ⅷ
- 作曲者:植松伸夫
「breezy」は「爽やかな」という意味の英単語です。
その名の通りギターのみで構成されている曲で、とても爽やかな雰囲気を感じる曲です。
ゲーム中で使われる場面もバラムという海岸沿いの街であり、ゲームでの映像イメージも相まって、特にFFⅧをプレイされた方は爽やかな気分を感じながら登山できると思います。
FFⅧのサントラで聴くことができます。大体のサブスク音楽サービスで配信されていますので聴かれたことのない方はぜひ聴いてみてください。

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